こんにちは。牛係長です。
今回のテーマは、
「20代で資産2000万を貯めて得たこと・変わったこと」について、インフラエンジニアとして活動している牛係長がご紹介します。
わたし牛係長は経済的自立を目指して、日々インフラエンジニアとしてIT基盤と闘っております
インフラエンジニアとして得た給料をもとに資産形成をし、20代で2000万の資産を築いてきました。
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本記事では、資産2000万を築きあげる過程や、達成した当時の心の動きを振り返り、資産2000万を達成して得たこと・変わったことをありのままにご紹介します。
FIREを目指してともに闘っているかたに、ぜひ最後まで読んでもらいたい記事です。
もくじ
20代で資産2000万を貯めて得たこと
1.謎の自信がついた
2000万を築くと、自信がつきます。
なぜなら、日本の平均貯蓄額や中央値と比較して上位に自分が位置するためです。
それに加えて、
「節目となる金額を超えられた」
ということで、着実に目標に近づいている実感が得られます。自己肯定感というのを得られることにつながりますね。
ちなみに、目標に近づいているかを判断するためには家計簿をつけることが必須になります。
最近は自動で家計簿をつけてくれるアプリがあるので、手間いらずで自分の資産状況が把握できて便利です。
自分の資産状況を数字にして視える化することで、資産が貯まった時の喜びを感じることができます。
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節約家がマネーフォワードMEを使うべき3つの理由【楽しく家計簿】
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2.正しい努力をするという考え方が身に付いた
自信が得られるとともに、FIREにむけてどのように努力すればいいかひたすら試行錯誤して理解できるようになっていました。
小金持ちレベルの資産を貯めるためには、ある程度決まった努力の仕方があり、その方法を理解して繰り返し実行するだけです。
FIREを目指すうえで気づいたことは、
無駄な努力と正しい努力を目的から逆算して判別する必要がある
ことです。
牛係長は社会人になって間もない頃、こんなことを考えていました。
しかしながら、後から振り返ると、資格取得したところで昇給するわけでもなく、雀の涙ほどの奨励金を受け取るだけ。
これではお金持ちにはなれないと思いました。
それどころか、取得した資格が失効にならないように定期的に受験料を払って更新する必要がありました。
転職に役立つ資格だったり、趣味で資格取得をするなら良いのですが、FIREを目指す牛係長にとっては効果的なやり方とは言い切れないなと。
資産を貯めるために役立たない資格にお金をかけるという間違えた努力をしており、いまの努力の仕方はFIREを目指すうえでは正しくないと判断しました。
資産を貯めるには、お金を貯める手段を勉強するのではなく、目的となる「資産」や「お金」そのものについて勉強したほうが早いのではないか。と考えをシフトしました。
結果的に、20代で2000万円を貯められるレベルの努力の仕方を理解することができるようになってきました。
3.物の誘惑に反応しなくなる精神が身に付いた
もともと物欲はあまりなかったほうなのですが、FIREを目指すうえで無駄な出費を抑えるようにしていたので、気づけば物欲がほぼなくなっていました。
というよりは、FIREを目指すためにお金を使う優先度を明確にした結果、自分にとって優先度の低いものは買わなくなりました。
20代当時、牛係長は勤めている会社の社宅の関係で、大阪の中央区に住んでいました。
街や商店街はブランド品のお店やかっこいい時計屋、おしゃれな洋服屋などなど、ひとの物欲をかき立てるようなお店が多かったです。
夜も華やかな装飾のされた店が多く、両手に買い物袋を抱えて歩くひとがたくさんいました。
そんな中、牛係長は常に手ぶら。お店に入ることなく会社から自宅まで直行直帰。
休日も近くのスーパーと社宅の間を反復横跳び。
20代の頃はピアノやドラムをやるために、1時間あたり5〜600円ほどのスタジオに行ったり、友人とご飯を食べに行くことが休日の楽しみ方でした。
友人からは
「買い物したいときは近くにお店があっていいな。大きなメリットじゃん」
と言われることがありましたが、特に買い物するものもなかったので、友人がいうメリットはあまり感じられませんでした。(というよりかは欲しいものがなさすぎて理解できなかった)
このように、FIREを目指していった結果、お金を使う物・ことの優先度が明確になり、物欲をかき立てるような企業の誘惑に反応しなく精神を手に入れることができました。
4.投資スキルが上がった
お金を勉強していくと、FIREをするために投資は必須ということがわかり、投資をずっと勉強。
自分のリスク許容度と目的に合わせた投資ができるようになりました。
20代で2000万円貯めるときには、
投資は「やらないといけないもの」という概念を超えて「趣味」
となっていました。
意外にも投資の勉強が楽しくなり、投資のために正しく会計を読みたくなったため簿記2級を取得。
お金の流れをみるのが楽しくてしかたがない状態でした。他のかたからみたら変態ですね。
ある程度の運用金額が大きくなると、もらうことができる配当金も大きくなり、生活に与える影響力が増します。
FIREしていない状態でも恩恵をうけられるのでありがたいですね。
この感覚が手に入ると、人生の難易度が少しずつイージーモードになっていくように感じます。
5.自分が無能だと自覚した
資産形成の過程で副業をしていたのですが、この過程で改めて自分が無能だということを自覚することができました。
牛係長が始めてITの副業案件を受注した当初、私のコミュニケーション力が不足しており、クライアントの満足度を達成することができませんでした。
案件をクローズさせることはできたものの、継続的な案件をいただくことはできず。
この経験を経て、「自分が無能」だと自覚することで、
無謀な計画を立てることなく着実な資産形成をしていくことができた
という意味でメリットだと感じています。
どういうことかというと、例えば
「好きなことで稼いで資産形成をする」
「いきなり自営業・企業をして稼いで資産形成をする」
ということが、私の能力では無謀だと判断できたということです。
もちろん人生をかけて(たとえ失敗してみじめな思いをしてでも)実行するという覚悟があればいいのですが、私にはそのリスクを背負う覚悟はありませんでした。
一か八かのギャンブルをするのではなく、
それよりかは、会社員として働きつつ、
サブで自営業 or 趣味で稼ぐ
のほうが、リスクを抑えつつ資産形成ができ、かつ心の余裕ができて楽しめるのではないかと考えられるようになりました。
資産2000万を築いてから変わったこと
1.周りと金銭的感覚が合わなくなる
資産2000万を貯めるために節約生活を習慣化した結果、周囲のひとと金銭的な感覚は合わなくなりました。
例えば、飲み物を飲みたくなった場合、コンビニではなく近くの薬局を探して買いに行きます。
なぜなら、
コンビニのペットボトル一本分 = 薬局のペットボトル約二本分
という金銭感覚が身に染み付いているからです。
なので、牛係長からみるとコンビニのペットボトルは高いです。
でもこれを言うと周りの人からは
「ケチくさい!」
と言われます笑
このように、生活するうえでちょっとしたことで周りの人との金銭的感覚にずれを感じるようになりました。
2.買い物したいと思わなくなる
買い物をしたいと思わなくなります。
今まで資産を増やすことに力を注いでいたため、
「買い物をして失ったお金を株に回したほうが良かったのでは?」
と考えてしまうからです。
別の言い方をすると、
お金をつかうタイミングを見極めることがより難しく感じられます。
「お金は使って初めて価値が出る」ということは
わかっていても。です。
お金を使うためには、
「自分の人生で何が大切で、何が不要なのか」
という価値観をしっかりもっておかないと、お金を貯める場面でも、お金を使う場面でも苦労することがわかりました。
普段の生活では
「薬局で買い物をするときはアプリでクーポンが配信されていないかチェックしないとね!」
みたいなことを考えているくらいです。
節約することがクセになっているので、クーポンのチェックは習慣化されて、自分の中では当たり前になっています。
そんな人間が、急に数十万の出費をするとなったとき、かんたんに購入するといった決断ができなくなります。
どうやったら安く買えるか、買うタイミングはあっているのかと考え、吟味し始めます。
3.不要な所有物がなくなる
資産を貯めるうえで不要なものを売却したり、そもそも物を買わなくなるために所有物が減ります。
ちまたでよく言われるような
「車はステータス」とか
「1世帯でひとつは家を持つべき」
みたいな他のひとの価値観に動じていては資産はたまりません。
もちろん所有することを自分の人生の目標にしているのであればそれは保有すべきです。
しかし、なかには他人の価値観に踊らされて「買わされている」ことがあり、資産形成において回り道をしてしまいます。
そのため、自分の価値観に向き合い、ものごとの優先度を見極めた結果、必然と所有物が少なくなっていきます。
まとめ
資産2000万円を貯めて得たこと・変わったことを書きました。
資産2000万円を貯めて得たこと
1.謎の自信がついた
2.正しい努力をするという考え方が身に付いた
3.物の誘惑に反応しなくなる精神が身に付いた
4.投資スキルが上がった
5.自分が無能だと自覚した
資産2000万円を貯めて変わったこと
1.周りと金銭的感覚が合わなくなる
2.買い物したいと思わなくなる
3.不要な所有物がなくなる
資産を貯めるうえでなにかのお役に立てられれば幸いです。