こんにちは!牛係長です。
今回は
インフラエンジニアとして今後のキャリアを考えているかたのお悩みについて答えていきます。
このような質問をよく受け付けますので、本記事で回答します。
結論を一言で申しますと、
Answer
心配ありません!ただし、いくつか注意点があります。
詳細について解説していきます。
▼この記事をかいているひと
2024年時点、インフラエンジニアとして転職をしつつキャリアを積んできました。
牛係長のキャリアパス
某事業会社の社内インフラエンジニア
↓
某SIerのインフラエンジニア①
もくじ
そもそもインフラエンジニアとは?
インフラエンジニアとは、一言でいうと
「システムがちゃんと動くように「土台」をつくっていくエンジニア」
です(←雑・・)
例えば、みなさんが使っているスマホアプリ。
目にはみえませんが、スマホアプリとサーバ側のシステムがうまいこと連携して動くようになっています。
システムを動かすためには、その土台となる「サーバー」だったり「ネットワーク」機器の設定だったりが必要になってきます。
インフラエンジニアは、こういったシステムを動かすための「土台」となるサーバー・ネットワーク機器を取り扱う職業となります。
より詳細な内容を知りたいかたは、下記の記事が参考になるかと思います。
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インフラエンジニアのメリット・デメリット【仕事内容や年収相場も解説】
続きを見る
インフラエンジニアの年収は?
インフラエンジニアの年収についての相場は上記事で紹介していますので、本記事では実際に牛係長がいただいた年収を生々しくご紹介します。
ポイント
・5年目で転職しているため
・5年目の収入はボーナス満額もらえていない
・6年目の残業時間は平均31時間/月
それぞれ1月~12月の収入を合算した金額となります。
私は転職をしていますので、5年目からの収入は2社目での収入金額となります。
ちなみに、転職をするとその年のボーナスを満額いただくことはできず、在籍期間で換算されたボーナスとなることが多いので、転職を検討されるかたはご注意を!
勤めてきた2社ともに就業時間は7.5Hでした。
残業時間はすべて算出することはできませんでしたが、6年目での平均残業時間は平均31時間/月程度でした。
余談ですが、社会保険料もプロットしています。
年収が上がるにつれて社会保険料も上がるので、負担が大きくキツイですね。
いまの円安・物価高のトレンドが仮にこのまま続くとなると、老後には実質的な価値が目減りした年金をもらうことになってしまいます。。
なんとか社会保険料を抑えたいところです。
インフラエンジニアの将来性は?
インフラエンジニアの将来性についていうと、今後も引き続き社会的なニーズは大きくなると考えています。
なぜなら、大手会社を中心にDX(デジタルトランスフォーメーション)に注力し、生産性を向上させようとする動きが活発なのですが、DXを推進するためにはITの基盤となるインフラが必須だからです。
ただし、勘違いしてはいけないポイントは、「インフラエンジニアになればだれでもたくさん収入がもらえる」ということではありません。
ここにはいくつか注意点があります。
ココがポイント
1.インフラエンジニアの年収は就職先の会社によって大きく異なる
2.年収を上げるためには需要のあるジャンルのスキルを磨く必要あり
1.インフラエンジニアの年収は就職先の会社によって大きく異なる
「どの会社に勤めるか」によって年収が大きく変わります。
インフラエンジニアとして同じような仕事をしていても、会社によって年収は大きく変わります。
実際牛係長は、転職前と転職後でインフラエンジニアとして構築を行ってきましたが、年収(満額)ベースでいうと50~100万ほど変わりました。
しかしながら、自分の市場価値について把握することは難しいですね。
「現在勤めている会社の年収が他の会社と比べて多いか少ないか」
そもそもこれに気づくことすらできないことがほとんどでしょう。
手っ取り早く自分の市場価値を知る方法はいくつかあります。
市場価値の図り方
・知人の年収話をきく
・ググる
・転職活動で調べる
「知人の年収話をきく」や「ググる」に関しては情報の鮮度が落ちるため、おすすめはできません。一次情報ではないので、情報の信頼性が低いからです。
おすすめは、転職活動をしてみて自分の市場価値をはかることです。
実際に自分のスキルに値段をつけてもらい、いまの自分の立ち位置を理解することができます。
さらには、転職活動を通して世の中にニーズのある技術分野を見極めるとよりよいキャリアパスを思い描けるかと思います。
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インフラエンジニアの市場価値を高めるための戦略【ビジネス思考】
続きを見る
2.年収を上げるためには需要のあるジャンルのスキルを磨く必要あり
ひとことで「インフラエンジニア」といっても、いろいろな技術分野・仕事があります。
インフラエンジニアの技術分野例
・Ciscoなどのネットワーク装置を扱う仕事(スイッチ・ルーター)
・HPEやDELLのハードウェアを使ってサーバーを扱う仕事
・AWS・Azure・GCPなどパブリッククラウドを扱う仕事
・WindowsやRHELなどなどOSを扱う仕事
・アプリケーションを扱う仕事
これらの分野ごとに需要が異なり、ニーズのある技術分野を扱った経験によって年収に影響していきます。
また、副業で募集されやすい分野や転職の募集要項に頻出される分野があるため、あらかじめニーズのある技術分野を調査しておき、キャリアの計画をたてる必要があります。
まとめ
インフラエンジニアのリアルな年収をご紹介しました。
今後インフラエンジニアとして活躍される皆様のライフプランやキャリア形成の一助となれば幸いです。