こんにちは。牛係長です。
株式投資をしているひとであればだれもが経験する「下落相場」
とても不安な気持ちになりますよね・・・
投資して間もないころは、下落相場での対応方法がわからず誤った判断をしてしまうことが多いと思います。
本記事では、下落相場で困惑しているかたに向けてやってはいけないことを3つ解説します。
本記事を読むことで、投資初心者が下落相場で誤った判断をしないように気を付けるべきポイントを知ることができます。
結論から申しますと、株価下落時に気を付けるべきポイントは
自分の投資ルールを守る
感情のコントロールを意識する
偏った情報を鵜呑みにしない
です。
それでは解説していきます。
こんな方におすすめ
- 下落時に気をつけておきたいポイントを知りたいかた
- 下落相場で失敗しないようにしたいかた
- 投資初心者のかた
▼この記事を書いているひと
もくじ
株価の下落局面とは
株価の下落局面とは、さまざまな要因によって株価の値が下がってしまうことです。
変動の要因としては具体的に以下のような項目があります。
株価の変動要因
・市場の需給環境
・政治・経済・金融の情勢変化
・企業の経営状況
・国・地域の政治・経済状況による金融・証券市場の混乱
これらの要因が複雑に絡み合って株価の価格は日々変動していきます。
下の図は日本の主要企業をあつめた指数である日経平均のチャート図です。
2020年のコロナショックでは、約2か月間で株価が24115から16358まで約32%の下落をマークしました。
100万円あった資産が68万円になってしまう想定となります・・・
こういった下落局面で、資産を守るための冷静な判断をするためには、下落局面での心理状態や気をつけておくべきポイントをあらかじめ知っておく必要があります。
下落相場で不安になる理由
理由その1:このまま株価が下落すると思ってしまうから
下落相場では、いつまで株価が下落するか予測できません。
いつ下落が止まって株価が反転するかは誰にもわかりません。
牛係長の体験談ですが、下落がとまり買いましたタイミングで2度目の下落がおきてしまい、含み損が拡大するといったことがありました。
多くの企業が業績悪化して持ち直せるのかわからない中、下落していく株を持ち続けるということはとても大きなストレスがかかるため、不安になるというわけです。
理由その2:自分の投資ルールがないから
自分の投資ルールがないと不安な気持ちになります。
なぜかというと、損切りするべきか保持するべきか自分でわからなくなってしまうからです。
下落局面では、自分の資産が目の前で減っていく恐怖心とたたかわなくてはなりません。
下落局面で自分の投資ルールがないと自分の感情に押し負けて投げ売りをしたり、含み損を拡大してしまう可能性があります。
自分の不安定な行動をした結果、さらに自分を不安にさせてしまいます。
理由その3:余計な情報が入ってくるから
下落局面では、SNSや周囲のひとから余計な情報がはいってきます。
例えば、
・〇〇株はもう終わりなので、△△株に投資すべき!
・株式は危険なので現金でもったほうがよい
・下落局面こそレバレッジをかけてたくさん株を買うべき!
といった情報です。
これらの情報の多くは、
「あくまで意見であり、事実ではない」ということです。
「意見」としての情報を誤って「事実」としてとらえてしまうと、
「あのひとが言ってるんだから間違いないよな・・・自分の投資スタンスが間違っているのかな」
と不安になってきます。
株価下落時で気を付けるべき3つのポイント
その1.自分の投資ルールをまもる
投資する前に決めた投資ルールをまもりましょう。
投資ルールを守ることで、予測不能な市場の動きにも冷静に対応することができます。
ポイント
あらゆる市場状況を想定した投資ルールに従うこと
もし投資ルールに想定漏れがあった場合、自分の投資ルールを更新していく必要があります。
最初から完璧な投資ルールをつくることができるひとはいないためです。
失敗を繰り返し自分の投資ルールを磨くことで、一時的な市場の動きに惑わされることがなくなります。
投資経験を積み、自分だけの投資ルールを磨き上げましょう!
その2.感情のコントールを意識する
株価の下落時は、とても悲観的な感情になります。
下落幅が大きいほどパニックになり、自分の資産を失いたくないという恐怖心が強くなります。
その3.偏った情報を鵜呑みにしない
大きな相場の変動があると、インターネット上で市場に関する情報を目にする機会が多くなります。
偏った情報の例
・〇〇の銘柄はこの暴落でダメになる。今後は△△の銘柄に投資したほうがよい。
・今後の相場からして、〇〇銘柄に投資しているひとは情弱。
こういった情報を鵜呑みにして狼狽売り(恐怖心から株を投げ売ってしまうこと)に走ってしまう場合があります。
しかしながら、インターネット上の情報は偏った情報のみを切り出していることが多いです。
情報を取捨選択しなければ、大量の情報に流されて結果的に損失を出してしまうので気を付ける必要があります。
参考までに、下記の記事で投資初心者の失敗事例についてまとめています。
>>投資の失敗方法を解説!【投資初心者が気を付けるべきポイントを紹介】
-
参考投資の失敗方法を解説!【投資初心者が気を付けるべきポイントを紹介】
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まとめ
株価の下落時に気を付けるべきポイントを解説しました。
ポイント
その1.自分の投資ルールをまもる
その2.感情のコントールを意識する
その3.偏った情報を鵜呑みにしない