節約家にとって家計簿はとても重要ですよね。
なぜなら節約した成果を振り返ることができるためです。
ただ、家計簿をちゃんとつけようとすると、とてもめんどくさい!
そんな方の味方となる便利な家計簿アプリをご紹介します。
本記事の内容
- マネーフォワードMEとは?
- 節約家がマネーフォワードMEを使うべき3つの理由
- 有料版と無料版の比較
- マネーフォワードMEの始め方
- マネーフォワードを使った節約手順
▼本記事の信頼性
筆者もこのマネーフォワードアプリを使用して家計簿をつけることで、毎月3万円ほど収支改善することができました。
お金だけでなく家計簿を作成する時間も短縮できていて、キャッシュレスを利用している筆者は毎月の家計簿を15分ほどで作成しています。
マネーフォワードを使用して資産管理をし、20代で1000万円貯めることができました。
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もくじ
マネーフォワードMEとは?
マネーフォワードMEとは、マネーフォワード社が提供する家計簿アプリです。
あらかじめ銀行口座・クレジットカード・証券会社・ポイントなどを運営している会社と連携設定しておくことで、自動的に家計簿を作成してくれます。
家計簿をグラフ表示してユーザーにとってわかりやすいように見える化してくれるのでとても便利です。
マネーフォワードを使うことで節約効果も見込めます。
『マネーフォワード ME』を利用して家計改善を実感した方のうち約6割が、「無駄遣いが減った」と回答し、平均で月27,848円(年間約33万円)の収支改善を実感しているなど、大きな改善につながっている
マネーフォワードホームページ お金の意識調査2020
引用(https://corp.moneyforward.com/news/release/service/20201225-mf-press/)
家計状況を把握しやすいため、多くの利用者が家計改善の行動を起こして家計改善をすることができているようです。
マネーフォワードMEはiphoneやAndroidに対応していて無料でダウンロードできます。
>>マネーフォワードHP(https://moneyforward.com/)
節約家が「マネーフォワードME」を使うべき3つの理由
1.家計簿改善の計画が立てやすい
マネーフォワードMEでは、銀行口座やクレジットカードと連携することで収支計算をしてくれます。
ユーザビリティが考慮されており数字とグラフで収支の見える化をしてくれるのでぱっと見てお金の状況を把握することが可能です。
マネーフォワードMEでは、定期的にお金の出入りを報告してくれる「ウィークリーレポート」というものを作成します。
「マネーフォワードME」より引用
ウィークリーレポートでは一週間で何にいくら使ったのかを数字とグラフで表示してくれます。
一週間に無駄な買い物がないかどうかチェックするうえで便利な機能ですね。
こまめに報告してくれるため、家計の改善に向けて行動を起こしやすいです。
2.家計簿作成をかなり時短できる
家計簿というと、買い物に行くたびにレシートをもらって値段と項目をひとつひとつ手入力していくイメージがあるかと思います。
マネーフォワード MEでは、口座の連携設定しておくことで自動で家計簿を作成してくれます。
キャッシュレスで生活しているかたであれば、あらかじめ連携設定をすることでほとんど何もしなくても家計簿がつくれちゃいます。
レシートを読み込んで家計簿に入力してくれる機能もあるため、現金で買い物する場合もお手軽です。
3.複数の金融口座やクレジットカードの収支状況が一瞬で把握可能
マネーフォワードMEは口座の連携設定をしておくことで、ほとんどの口座間のやりとりを重複しないよう家計簿につけてくれます。
筆者が手入力で家計簿をつけていた時、クレジットカードの引き落としや証券会社への振り込みなどで金融機関をまたいでいるときにとても手間どっていました。
マネーフォワードMEでは金融機関同士のやりとりも考慮して家計簿を作成してくれるので便利です。
自分で家計簿をつけるときよりもミスが減り、家計簿を手入力でつけるストレスがほとんどないので継続して家計の改善に励むことができます。
マネーフォワードMEの欠点
1.現金派はアプリの恩恵を少し受けにくい
現金で生活していると自動連携による家計簿作成ができないため、マネーフォワードMEの良さが半減してしまいます。
カメラ機能を使ってレシートを読み込む機能があるため、レシートを毎回読み込む作業が必要になります。
レシートの読み込みの際には、たまに誤入力してしまうことがあるため注意です。
現金ではポイントバックなどによる節約効果も受けられないため、キャッシュレス化を検討しても良いでしょう。
2.たまに会計項目の重複が生じる
たまに二重決済が発生してしまうことがあります。
筆者が確認しているケースとしては、クレジットカードとポイントを連携しているときです。
例えば楽天カードと楽天市場を連携させておき楽天市場で買い物をすると、楽天カードと楽天市場で2回分の値段が家計簿についてしまいました。
このような場合は手動で家計簿を調整する必要があります。
3.パスワード漏洩のリスク
どこの会社も背負っているリスクですが、セキュリティ攻撃を受けてパスワードが漏洩してしまうリスクはあります。
常にパスワード管理をして定期的にパスワードを変更しておくことや、アプリを提供している企業が情報漏洩していないかニュースをみて備えておくことが必要です。
レビュー:有料版と無料版どっちがいい?
結論から述べると、コストを抑えたい節約家であれば無料会員で充分です。
マネーフォワードホームページより引用(https://moneyforward.com/pages/premium_features)
実際に無料会員とプレミアム会員を使用してみましたが、お金の管理をされている節約家であれば、無料会員でも不自由なく使用できる印象です。
有料版では推移グラフをみることができないため、過去から現在までの資産・負債の推移が気になるかたであれば有料版を使うほうが良いでしょう。
最初の一定期間は無料でプレミアム会員のサービスを受けることができるため、プレミアム会員が気になるかたは使い勝手を体験してみることをおすすめします。
マネーフォワードの始め方
1.アプリをインストール
まずはアプリをインストールしましょう。
iphoneユーザであればApp Store、アンドロイドであればGoogle Playからダウンロード可能です。
アプリをダウンロードしたらアプリを起動させましょう。
アプリを起動させるとアカウントを求められますので、ご自身が所有しているGoogleアカウントやYahoo IDなどのアカウントを登録し進めていきます。
「マネーフォワードME」より引用
2.初期設定(口座連携)
しばらく操作を進めていくと連携するように促されます。
「マネーフォワードME」より引用
あとは画面の指示に従って金融口座やクレジットカードを登録していきます。
最初だけ所有している口座を連携させていく必要があるため多少手間がかかります。
口座連携が終わったら初期設定は完了です。
あとは家計簿として適宜収支のチェックをしていきましょう。
マネーフォワードを使った節約手順
1.貯蓄目標額を決める
いつまでにいくら貯めたいのか目標を決める必要があります。
なぜなら、目標がないと途中で挫折してしまうからです。
自分や家族にとって何を重要としているか価値観を定める作業になります。
例えば牛係長の場合、サイドFIREを目指しているため40歳までに4000万円貯蓄を目標にしております。
数字を使って具体的な目標を立てるところがポイントです。
2.マンスリーレポート・ウィークリーレポートで進捗確認
1か月に1回・1週間に1回配信されるウィークリーレポートをみて出費を管理します。
貯蓄目標に対して一週間単位で進捗状況を確認することで次週に調整することができます。
「今月は食費に使いすぎたから翌月で食費を調整しよう」といった感じです。
一週間単位での振り返りを習慣化することで確実に目標を達成していきましょう。
小さな目標を着実に達成することで自分に自信がついてきます。
自身がつくとさらに継続する力になりますので、短期的な目標達成の振り返りは重要です。
3.家計改善の繰り返し
マネーフォワードMEの「家計簿」機能を活かして収支を確認しながら継続的な家計簿改善を繰り返します。
マネーフォワードを使うことで自分が気づかなかったところにお金を使っていることがわかるようになります。
家計簿改善ポイント例
・カードから1万円出費してるけど何に使っているのかわからない
・固定費に支払っているけどかなり高額になっている
・先月より出費が大きくなっている項目がある
改善ポイントがわかったら、後はその問題に対してアクションを起こします。
家計簿改善アクション例
・不明な出費項目は調べる。必要なものか不要なものか見極める。
・固定費の契約状況をチェックする。他にお得なプランがないか調べてあれば乗り換える。
・先月より出費が多くなった項目がある原因をつきとめる。お得な購入方法や削減できないか検討して次回に活かす。
この作業を継続的に繰り返すことで家計簿を驚くほど改善できます。
まとめ:マネーフォワードを活用して節約していこう!
マネーフォワードMEはとても便利な家計簿アプリなのでぜひ活用していきましょう。