こんにちは。牛係長です。
今回は2021年10月4日にリリースされたWindows11へのアップデート方法についてです。
図でわかりやすく解説していきますので早速アップデートしていきましょう。
こんな方におすすめ
- Windowsのアップデート方法について知りたいひと
- Windows11の新しいサービスについて知りたいひと
- Windows11のアップデートでの注意事項を知りたいひと
▼この記事を書いているひと
Windows11で追加された注目のサービスとは
牛係長が最も注目するサービスは「Power Automate」です。
Power AutomateはすでにWindows11に含まれていて、日常業務の自動化を行ってくれます。
いわゆるRPAツールのひとつです。
Power Automateはエンジニア専用のツールではなく、一般のひとにも使えるように意識して設計されています。
もちろんWindows11のライセンス購入にはお金がかかりますが、PowerAutomateはすでにOSに含まれているため、無償版を利用することができます!
ただし、PCを立ち上げずに自動実行などの機能が欲しい場合は有償版を購入する必要があります。
とはいっても無償版でも十分なほどの機能があるため、一般的な作業であればかなり自動化できます!
もちろんめんどくさいソフトウェアのインストール作業も発生しません。
このサービスにより、あえて他のRPAツールをWindows11にインストールする必要がほぼなくなりました。
Microsoft製RPAツールのシェアが大きくなりそうですね...!
Windows11へのアップデート手順
1.Windows11にアップデートできるか確認
1)windows11互換性確認のページにアクセスし、「互換性の確認」をクリック
2)互換性チェックのツールをダウンロードし実行する
3)使用許諾契約書を確認し、インストールをクリック
4)インストールが完了したら下の画面が表示されるので、「完了」をクリック
5)Windows11をインストール可能なPCは下図の画面が表示されるので、「Windows Updateを開く」をクリック
※あまりに古いPCだとWindows11に対応していないことがあります。
6)「ダウンロードしてインストール」をクリック
7)アップグレードの処理が終了し、再起動待ちになるまでまつ
8)再起動する
以上でWindows11へのアップグレードは終了です。
動作確認
下記のアプリに関しては筆者視点で問題なく使用できています。
使用確認済みアプリ(筆者視点)
・Microsoft製品(2022/01/20時点最新版)
・RankTracker 8.38.13
・Chrome 97.0.4692.99
・Mavis Hub 1.3.0(Axie Infinityのアプリ)
・Cisco Anyconnect 3.1.07021(リモートワーク用ツール)
・CLIP STUDIO1.10.5
・Zscaler 3.5.0.100(リモートワーク用ツール)
PC内に保存されているファイルなどもWindows11に引き継がれています。
しかしながら、万が一不測のトラブルのことを考えてバックアップを事前にとることをおすすめします。
Windowsアップデートでの注意事項
1.大切なファイルはバックアップをとっておく
Windowsアップデートで思いがけないエラーが出る可能性もあるため、バックアップをとっておきましょう。
Google driveやUSBメモリなどに重要なファイルを保存すれば、万が一ファイルが消えてしまっても復元できます。
ファイル容量が大きい場合は、ファイルをzipに圧縮して退避するなどして対策しておきましょう。
2.Windows11のインストールに時間がかかる
Windows11のインストールにかなり時間がかかります。
筆者の体験談ですが、通信速度約90Mbpsの通信速度で約3時間ほどまちました。
長時間のWindowsアップデートに備えて対策をしておきましょう。
対策
・PCは電源ケーブルをつないでおく
・ネットはなるべく優先ケーブルを使い、通信速度を安定させる
・長時間の無操作による電源ダウンをしないようにする
3.直近でPCを使った作業があるときは控える
2021年10月にリリースして間もないころは不具合も多いです。
もし、PCをつかった重要な作業などが直近である場合、Windows11にアップデートしないほうがよいでしょう。
思わぬ不具合により作業ができなくなる可能性もあるためです。
Windows11で画面の仕様も変わるため、操作に戸惑うこともあります。
Windows11にアップデートする際は、比較的時間に余裕のあるタイミングで実施しましょう。
Windows11の不具合状況については以下のHPで確認できます。
Windows11の既知の問題と通知(https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows/release-health/status-windows-11-21h2)
まとめ
今回はWindows11へのアップデート方法をご紹介しました。
Windows11では本記事で紹介したサービス以外にもさまざまな追加機能があります。
今後Windows10のサポート終了に備えて、アップグレードする準備を整えておきましょう。
ちなみにWindows 10 Home and Proのサポート終了は2025年10月14日です。
企業でWindows10を使用している場合、サポート期間は重要なデッドエンドになりますのであらかじめ準備をしておきましょう。