こんにちは!牛係長です。
今回はインフラエンジニアとして活動している牛係長が業務で使用している便利ツール類についてご紹介します!
インフラエンジニアの業務のひとつに、サーバやネットワーク機器の構築業務があります。
構築業務では、仕様書や詳細設計書に従って機器の設定を入れてテストをしていきます。
構築フェーズでは、「効率よく、かつミスがないように」高品質な構築を行う必要があるのです。(ミスがあると、あとで痛い目にあいます・・・)
本記事では、インフラエンジニアとして構築業務をおこなってきた牛係長が構築業務で役立つ「便利ツール」をいくつかご紹介します!
この記事を読むことで、インフラエンジニアとしての業務を効率よく行うことができるようになりますので、ぜひご一読ください。
こんな方におすすめ
- インフラエンジニアを目指しているかた
- インフラエンジニアとして働き始めて間もないかた
▼この記事をかいているひと
便利ツール1:TeraTerm
インフラエンジニアにとって必須といっていいツール「TeraTerm」です。
CLI(コマンドラインインターフェース)で操作するOSで接続するために使用します。
Linux系のOSを構築する際はほぼ必須といっていいほど使用する場面が多いです。
OSに接続してコマンド投入することができるのはもちろんのことながら、ポートフォワードやファイルの転送などもできる便利なツールになります。
下記記事でもご紹介していますので、参考までに。
>>TeraTermのインストール・使い方を解説【インフラエンジニア必須】
便利ツール2:WinMerge
WinMergeはテキストの比較ツールです。
インフラエンジニアでは、ほぼ同じような設定のサーバーをたくさん構築する場合があります。
最近ではIaCによる構築自動化が普及していますが、お客さんの要望や環境によってはIaCによる構築が難しく、手動でサーバーを構築するなんてケースもあります。
構築後には、想定されている設定が正しく反映されているかどうか確認するために、サーバーのログファイルを取得して差分比較します。
WinMergeでは、2つのログファイルを比較することで、構築時の設定ミスを見つけやすくすることができます。
便利ツール3:ImgBurn
ImgBurnは、isoファイルをCD DVDに焼くことができるフリーソフトです。
インフラエンジニアは、サーバーの機器のファームウェアやOSをバージョンアップする作業を行うことがあります。
今ではisoファイルを使ってバージョンアップすることが多いですが、中にはお客様要望で
「CD DVDでisoファイルを焼いてバージョンアップして」
と言われることがあります。
そんなときにImgBurnを使うと無料で焼けるので便利です。
ただし、ImgBurnを利用する際には注意すべきこともあります。
注意すべきポイント
・事前にメーカーサイトを確認すること
・データ用のDVDを使用すること
メーカーによっては、メディアに焼く際に専用のツールを用意している場合がありますので、指定がある場合はメーカー用のツールを使って焼くようにしてください。
メーカーのツール以外のものでメディアに焼き込みを行うと上手くisoファイルが起動しない場合があります。
また、DVDに焼く際は録画用のDVDではなく、データ用のDVDを使用してください。
便利ツール4:WinSCP
WinSCPは、作業端末とLinuxサーバーとの間のファイル転送を簡単にやりとりすることができるソフトです。
誰でも直感的に操作できるようにコマンドを使わずにファイル転送できます。
便利ツール5:WireShark
WireSharkはパケットのやりとりをキャプチャすることができるツールです。
サーバー構築中で通信ができないときなど、トラブルシュートによく使われるソフトになります。
このツールを使うと、パケットのIPアドレスの情報やレイヤー4層の通信内容など、さまざまな情報を取得することができます。
WireSharkはグラフィカルなツールなので、人が解析しやすくなります。
さらには、うまく通信ができていない内容がわかるように配色されている便利ツールです。
まとめ
インフラエンジニアの業務で役立つツールを5つご紹介しました。
インフラエンジニアの業務に役立つ5つのツール
便利ツール1:TeraTerm
便利ツール2:WinMerge
便利ツール3:ImgBurn
便利ツール4:WinSCP
便利ツール5:WireShark
ぜひこの機会にインストールしてみてはいかがでしょうか。