こんなお悩みを解決します。
本記事ではJavaを操作するときの対処方法を解説します。
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WinActorのマウス操作が効かない理由
1.Javaアプリケーションに使用不可なシナリオを使用している
Javaで動いているシステムに対して、IE用シナリオで自動化する場合うまくシナリオが動作しなくなってしまいます。
IE用のシナリオはJavaの画面を認識することができません。
だからといってマウス操作を画面の座標位置で自動化しようとすると、端末ごとにIE画面の座標が変わり、エラーが出力されてしまいます。
この状態を解決する方法として、WinActorでJavaアプリケーションの操作を実行可能な状態にしてあげる必要があります。
有効の仕方については後述しています。
2.画像認証を使用している
画像認証を使用して自動化しようとしている場合が考えられます。
実際に画像認証を使用してIE操作をしようとすると、エラーが出てシナリオが中止することが多いです。
この原因としては、画像の解像度やウィンドウサイズの変更に伴って認証できなくなることが考えられます。
「該当する画像がどこにもありませんよ」とエラーを出してしまいます。
この対処方法は画像認証を使用せず、別のシナリオを使用することで解決します。
3.Window識別子名やプロセス名が違う
Window識別子やプロセス名が違い、WinActorがIE画面を識別できなくなることで「どの画面を操作すればいいかわからないですよ」とエラーを出力する場合があります。
シナリオの識別子やプロセス名を確認して修正する必要があります。
シナリオを実行する前に確認しておきましょう。
Javaアプリケーションの自動化対処方法(OS:Windows10)
その1. Javaアクセスブリッジを有効化する
1-1.「コントロールパネル」を開きます。
1-2.「デスクトップのカスタマイズ」を選択します。
1-3.「コンピューターの簡単操作センター」を選びます
1-4.「コンピュータを画面なしで使用します」を選択します。
1-5.「Java Access Bridge」を有効 >「OK」を押します。
これでWindows側の設定はOKです。
その2.WinActorでJPathを取得
WinActorの「ツール」>「Jpath取得」を押します。
Jpathを取得したい箇所にカーソルをあてるとJpathが取得できます。
その3.Java専用のシナリオで自動化
あとはライブラリの「Java関連」シナリオから好きなシナリオ操作を選び、取得したJpathを当てはめてあげると
Javaアプリケーションを自動化することが可能です。
まとめ
もし自動操作ができない場合は本記事で紹介している対処方法で解決する場合があります。
Javaアプリケーションである場合は上記の手順でJava操作を実行可能にすることが可能ですので
ぜひお試しください。