このようなお悩みをもつ一人暮らしの方に向けて、だれでもできる食費節約術をご紹介します。
筆者は平日の食費は1日あたり1200円程度に抑え、週末には外食を楽しみつつ毎月3万円程度の食費で暮らしています。
こんな方におすすめ
- 一人暮らしで食費を節約したいひと
- 家計の改善を考えているひと
- 食費節約術が気になるひと
▼本記事の信頼性
一人暮らしの食費は平均いくら?
2020年の総務省家計調査によると、勤労者世帯の一人暮らしの食料費は毎月40,235円になります。
数字だけではわかりにくいので具体的な絵にしてみましょう。
毎月約40,000の食費イメージ(1日の食生活の例)
1日あたり1300円なので1か月あたり
1300円 × 30日 = 39,000円 となります。
朝は家でごはんを食べ、昼は勤務先近くの定食屋、夜は帰って家でごはんを食べるイメージです。
そんな風に思うかたも多いのではないでしょうか。
他にも、飲み会や付き合いでごはんを食べにいく機会があればさらに食費は増えていきます。
食費節約をする前の準備
1.目標は明確になっているか
節約するにあたって節約する目標を明確にすることが重要です。
なぜなら、目標が明確でないとモチベーションが落ちているとき簡単に誘惑に負けて無駄遣いをしてしまうからです。
たとえルールを決めても継続して実行できなければ意味がありません。
以下のチェックを参考に目標を明確化してみましょう。
チェック
1.なぜ節約をするのか
2.目標と現状のギャップ(いくら足りていないのか)を把握できているか
3.目標を達成したときの自分をイメージできているか
2.食費以外に節約する余地はないか
出費には固定費と変動費があります。
固定費と変動費の節約にはそれぞれメリット・デメリットがあります。
内容 | メリット | デメリット | |
固定費 | 携帯代やインターネット料金、家賃など毎月一定額で引き落とされる費用 |
・一度契約を見直せば毎月節約効果を見込める ・継続的な節約が簡単 |
・契約の見直しに手間がかかる ・違約金など余分に費用がかかる可能性がある |
変動費 | 食費や交通費など人の行動次第で変動する費用 |
・簡単に節約可能 ・すぐに実践できる |
・感情に左右されやすい ・継続力が必要 |
食費にあたる変動費を節約には毎日の積み重ねが必要です。
本当に食費を節約することが最善策かどうかを今一度検討してみましょう。
3.家計簿はつけているか
変動費である食費は毎月の費用が変化するため、家計簿を使って管理する必要があります。
家計簿をつけることで節約の成果を見える化し、繰り返し改善をすることができます。
そんな人におすすめな携帯アプリ「マネーフォワード ME」です。
アプリをインストールして設定するだけで、カード決済や銀行の引き落としなどの処理を
ほぼ自動で家計簿に反映してくれる便利アプリです。
マネーフォワードについては
節約家が「マネーフォワードME」を使うべき3つの理由【貯蓄率50%以上の節約家が解説します】
で解説しています。
CHECK
一人暮らしの食費節約術3選
1.飲料・食材はスーパーで買い物
スーパーは食費節約の頼もしい味方です。
コンビニや自販機で買い物するより割安で購入できるため、基本的にスーパーで買い物をするようにしましょう。
さらに効率的にスーパーで買い物するためには以下ポイントも確認しましょう。
ポイント
・割引のおおまかな時間帯を確認
・アプリの割引を利用(アプリを提供しているスーパーに限る)
最近はスーパー専用アプリを提供しているお店もあり、アプリに「〇〇%オフ」と書かれたクーポンが配信されている場合があります。
情報をチェックし効率的な買い物をしていきましょう。
2.キャッシュレスで決済する
買い物をする際はキャッシュレス決済で支払いましょう。
キャッシュレス決済とは
・クレジットカード
・〇〇ペイ
などで支払うことを指します
キャッシュレスで決済するのと現金で決済するのとでは節約効果に大きな差が出てしまいます。
キャッシュレスにはポイント還元があります。各社提供のサービスで還元率は異なりますが大まかにいうと
クレジットカード:0.5~1.0%のポイント還元
〇〇ペイ:クレジットカードから〇〇PAYへのチャージでおおよそ0.5%還元。さらに各社イベント期間中に買い物するとポイントバック
イベント期間中のポイントバック効果はかなり大きいです。
20%ポイントバックなど還元率が高いイベントが開催されることがあるため注目して損はないでしょう。
3.外食やコンビニはなるべく控える
外食やコンビニでの買い物を頻繁にしてしまうとかなりの出費になってしまいます。
外食やコンビニでの買い物の代替手段を考えてみましょう。
代替手段の例
・コンビニでの飲料購入(600ml 120円) ⇒ 安いスーパーで買い占めて水筒持参(600ml 50円ほど)
・ 会社の昼休憩に伴う外食(700円) ⇒ 自作弁当(350~450円)
ちょっとした工夫で飲み物や食費を半減させることができます。
この習慣を日常生活に取り入れるだけでかなりの節約効果を生み出すことが可能です。
4.料理はまとめて作り置き
一人暮らしで働いているかたは、毎日料理をつくっていると時間も体力ももちません。
あまり無理をするとストレスがたまり継続できなくなってしまいます。
料理をまとめてつくり置きしておき、食べるタイミングに合わせて冷蔵庫または冷凍庫に保存しておきましょう。
調理の負担が軽くなり無理なく食費の節約をすることができます。
何度も調理することによる光熱費や水道代も無駄にすることがありません。
一人暮らしの食費節約で気を付けるべきポイント
1.ストレスをためないようにする
節約を意識するあまりストレスにならないように気をつけましょう。
ストレスを感じてしまったら一度休憩し、節約方法が自分に最適かどうか検討する必要があります。
一度休憩をして目標の再確認をして心を落ち着かせることも重要です。
落ち着いてきたら何にストレスを感じていたかを明確にし、ストレスの原因を避けた節約術を実践することが大切です。
2.食事のバランスは大事に
食費の節約を意識するあまり、栄養素が偏った不健康な食生活をするひとがいます。
身体体調を崩して病院に診察費を払ってしまっては元も子もありません。
身体は最も重要な資本です。
身体に健康に悪影響を及ぼさないように栄養バランスの良い食事をとるように意識しましょう。
3.他のひとに迷惑をかけない
節約を意識しすぎて他の人に迷惑をかける言動をするのはやめましょう。
身の回りのひとに行動を強要して節約効果を得ようとしていると、周りから人がいなくなりコミュニティでの生活に支障をきたします。
あくまで節約は自己都合です。
相手に不快な思いをさせず、円滑なコミュニケーションをとりながら楽しく節約を楽しんでいきましょう。
食費節約で得たお金の効果的な使い方
1.投資する
節約したお金を投資に回すことでリターンの最大化を図ります。
現金を銀行に預けていても利子が低いためメリットがありませんし、物価が上昇してしまえばお金の価値が下がってしまいます。
努力して得たお金を投資で運用することで、配当や株主優待を受けてることができます。
節約して得たお金を最大限活用して目標達成に近づきましょう!
2.自己投資する
スキルアップのために自分にお金を使う方法です。
自己投資によるリターンは無限大ともいわれるように、自分のスキルアップによって将来稼ぐ力を身に着けることができます。
本や資格勉強・セミナー・ビジネスに資金をあてるなど、自分にとって価値のあるものにお金をかけることが重要です。
資産を生み出せるように自己投資で力をつけていきましょう。
まとめ:一人暮らしで効果的な節約をしよう!
食費の節約術を4つご紹介しました。
食費の節約術は毎日の取り組みが重要になります。
目標を明確にして自分に合った効果的な節約術を取り組んでいきましょう。
食費節約術3選
1.飲料・食材はスーパーで買い物
2.キャッシュレスで決済する
3.外食やコンビニはなるべく控える
4.料理をまとめて作り置き